【ダークギャザリング】霊を引き寄せやすい「霊媒体質」とは?

【ダークギャザリング】霊を引き寄せやすい「霊媒体質」とは?

2023年7月の今期のアニメ「ダークギャザリング」(近藤憲一先生原作漫画)

この作品は強い「霊媒体質」の螢多朗と、現世と幽世とを同時に視ることが出来る小学生、夜宵ちゃんとがおりなす夏にピッタリなホラーアニメです。

そして、ダークギャザリングの一つのテーマとして、「霊媒体質」と言う言葉があります。

この「霊媒体質」とはどんなものなのでしょうか?この特殊な体質‘‘霊媒体質”に焦点を当てて解説していきたいと思います!

霊媒体質とは?

霊媒体質とは簡単に言ったら「幽霊に取り憑かれやすい」と言うことです。別名「憑依体質」とも言います。

例えば、恐山で有名な‘‘イタコ”のような霊能者は「霊媒」と言いますね。

このイタコの方たちは、わざと幽霊を憑依させて身体のない幽霊の代わりに言葉を伝えたりしますよね?幽霊は何か言いたくても身体を失っているので、言葉を発することが出来ません。
だから、幽霊を身体に入れて代弁するのです。

そして、ここで重要なのはイタコの「霊媒」は自分の身体に入れる霊と‘‘入れない霊”をキチンと分けてコントロールします。

例えば「佐藤さんを出して下さい。」と言ってるのに「斎藤さん」を憑依させちゃったら大変なことになります!(笑) 仕事になりません!

ですが、霊媒体質の最大の特徴は、コントロールが出来ません!

いつでも、どこでも、どんな幽霊でも!勝手に取り憑いて来ます。時間、場所、ところかまわず憑依されてしまいます。

これが、霊媒体質と言う特殊な体質です。そして、この体質にはやっかいな特徴があります。



霊媒体質は自分で気づかない?

霊媒体質とは、幽霊に憑依されてしまうことです。

この「憑依」とはなんだ?と言ったら「意識を乗っ取られてしまうこと」です。憑依されると多かれ少なかれ意識を乗っ取られてしまいます。それは、意識を乗っ取られている間の記憶が全く無かったり、意識はあるんだけどいつのも自分とはなんか違ったり・・・その程度はさまざまです。

意識を乗っ取られる事とはもっと言うと、「幽霊にコントロールされてしまう。」

と言うことです。例えば、普段言わないようなことを言ったり、しない行動をしたりします。

これは、憑依した幽霊が言ったり、行動したりしているからです。

そして、おかしなことに、その間憑依された人間は自分が「おかしい」と思いません。

普通だったら、「自分いつもと違うこと言ったり、やったりしてるけどおかしいな?」と思ってもいいものなんですが、「気のせいだ」とか、あるいは「いつもと全然変わってない。普通!」なんて、まったくおかしいとも思わないくらいです。

言うなれば「灯台下暗し」と言ったところでしょうか。

よって、霊媒体質の最大のやっかいな点は「幽霊に取り憑かれたことを自分では全く気付かない」と言う特徴を持っています。

イタコのようにコントロールしなければならないのに、逆に幽霊にコントロールされてしまうと言う状況に陥ってしまいます。

●ダークギャザリング アニメ2話

霊に取り憑かれる螢多朗

出典:TVアニメ「ダークギャザリング」

アニメ2話の中で、螢多朗が曰くつきの人形に憑依され意識を乗っ取られていました。その時の螢多朗は全く気が付いていません。

このような状態の時は第三者が「おかしい」と指摘しないと分かりません。

その時に、夜宵ちゃんが「螢多朗が取り憑かれている」と気づいて対処出来ました。

そして、その「指摘する第三者」も夜宵ちゃんのように霊感が強くなければ出来ません。



霊感が強いのとは違う?霊媒体質

霊媒体質の方も勿論霊感が強いです。

ですが、霊感の強い人でも霊媒体質の人と、霊媒体質ではない人。とがいます。

私が前に漫画「レーカン!」をテーマに霊感のお話を書きましたが、その中で強い霊感を持つ天海響でしたが、彼女は霊媒体質ではありません。

天海は幽霊も視えるし、お話も出来ます。でも、霊媒体質ではありません。

ですが、霊媒体質は「幽霊が見えなくても、声が聞こえなくても」幽霊に憑依されます。

だから、「自分は幽霊を見たことがないから、自分には霊感がない」と思っていたら、実は‘霊媒体質タイプ”の霊感の強さだった。と言う場合があります。

実は、螢多朗も霊の姿はあまり見えないパターンです。霊媒体質の方は「霊の姿はハッキリ見えないけど、取り憑かれやすい」このタイプが多いと思われます。

霊感とはただ、「幽霊が見える」や「霊の声が聞こえる」と言うタイプだけではなく、憑依されやすい「霊媒体質」のパターンもあるので覚えておきましょう!

霊媒体質の特徴

●優しい

霊媒体質の方には、霊媒体質の特徴があります。まず、性格から言ったら「やさしい」性格をしています。螢多朗も人に思いやりのあるやさしい性格をしています。

他人のことなんか関係ない!と言う性格の人は霊媒体質では少ないです。その‘他人”の中には実は‘幽霊”も含まれているからです。基本、人間に憑依してくる幽霊はその人間を使って自分(幽霊)の気持ちや願いを叶えたいからです。その為には、自分の身体を貸してあげないといけないわけですね?

そう、霊媒体質の方は自分の身体をレンタルさせてあげてるんです。

霊媒体質の方は貸してあげるぐらい優しんです。優しくない方は「誰が貸すかよ?!」って感じなんです。基本的に優しい性格の方が幽霊にレンタルさせてあげます。

●感受性が強く喜怒哀楽が激しい

霊媒体質の方は多かれ少なかれ感受性が豊かです。少しのことで感情が揺さぶられます。楽しいや、嬉しい感情だったら良いのですが、ちょtっとのことで落ち込んだりしたら注意が必要です。

なぜなら、感情の起伏によって幽霊を寄せ付けてしまうからです。

幽霊は負の感情を持っているものが多いので、幽霊を引き寄せる時だけは、「類は友を呼ぶ」と言う言葉が当てはまってしまいます。

そして、普段から喜怒哀楽が激しいので、困ったことに幽霊に憑依されて感情がおかしくなっても周り(他人)からも気づかれにくいです。「あの人いつもあんな感じだからね~」で済まされてしまいます。

ダークギャザリングでも、螢多朗は優しく落ち込みやすい性格をしています。ですので、霊媒体質の特徴にピッタリな性格をしていますね!

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●入りやすい身体をしている

幽霊は人間の身体に入ってくるわけですから、まず憑依しやすい身体であることが特徴です。

とは言っても、霊媒体質の方は普通の方と見た目は全然変わらないので、入りやすい身体をしているかどうかの判断はつきかねます。これは、霊能者でないと判断つきませんのでご了承下さい。

ちなみに、幽霊はどのから入ってくるか?と言ったら、チャクラから入ってきます。

チャクラは7つありますから、どこのチャクラからでも入ってきます。

例えば、銀魂の‘‘スタンド温泉編”で、お岩がスタンドになった銀さん達を自分の身体の中に避難させようとした時におしりから入れようとする場面がありました。銀魂だからギャグでしょ?!と思いきやこれマジです。マジで幽霊がおしりや性器から人間の身体に入ることが出来ます。これは、第一チャクラや第二チャクラがある場所だからです。

そのチャクラの中でも幽霊が一番入りやすいのは第五チャクラののどである場所。首の後ろから入ってきます。

だから、霊媒体質の方は定期的に首のうしろを清めるのをおすすめします。

方法は、帰宅時入浴時などに首の後ろにあら塩をかけるだけです。ぜひ試してみて下さい。

●霊媒体質は光ってみえる!?

そもそも、なんで霊媒体質の方に霊が引き寄せられてしまうのか?!と言ったら、光って見えるからなんです(笑) なんのこと?!と思われると思いますが、幽霊には霊媒体質の方が光に見えます。

例えば、夜の街灯では虫がたくさん群がりますよね!?それと同じ状態です。

この世にさまよう幽霊は基本暗闇の中にいます。その状態で霊媒体質と言う光が見えたら寄って行ってしまいますよね?

生きてる人間でも、暗闇の中で光が見えたらなんか安心して寄って行ってしまうのは当然です。

言うなれば、霊媒体質は燈台なんです。だから、さっき自分では憑依されていると分からないことを「燈台下暗し」と言ったのです。

そして、その‘‘光”とは、霊媒体質の方が出すオーラや霊感の美しい光です。



霊媒体質は使命として生まれてきた?

ここまで、霊媒体質とは?とお話してきましたが、霊媒体質の方はなんで自分が霊媒体質なんだろう?と悩んだり苦しんだりします。

ダークギャザリングでも、螢多朗が自分の体質に昔から悩み、引きこもりになってしまったぐらいです。

霊媒体質の方は外に出る度に幽霊が付いてきたり、人の感情のエネルギーにも受けたりするので、引きこもりになってしまうのは当然の反応と言えます。(死んでる幽霊だけでなく、人間の感情も霊体の一部ですので影響を受けます。)

かく言う私も実は霊媒体質です。これまで沢山幽霊に取り憑かれてきました(笑)ちなみに私の祖母も霊媒体質で別名「貸しスタジオ」と呼ばれるくらいでした(笑)

私の著書「神奈川の怖い話」(TOブックス)にも憑依された時の話しを書いていますが、まだ書いていないエピソードもあるくらい沢山憑依されてきました(笑)まぁ、自慢することでもなんでもないんですが、やはり凄く怖くて沢山悩みました。「なんで自分てこうなんだろう?」、や「霊に憑依されたら怖いから外に出たくない」なんて本当に思います。

だから、螢多朗の姿は霊媒体質の方の状況を本当によく表現していると思います。

そして、そんな大変な状況になってしまう霊媒体質ですが。実は、「霊媒体質である。と言う使命を持って生まれています。」

「なんで?!」って凄く悩みますが、自分の本心は100も承知です。(笑) だって、承知で生まれてきてるんですから!(笑) 自分の脳が思い出せないだけです。

生まれて来る時に、「自分は霊媒体質に生まれて、霊を成仏に導く」と決めて生まれてきています。だから、霊媒体質の方は霊媒体質であることがお仕事ですし、憑依されても当たり前です。自分が望んでいるんですから。

漫画「レーカン!」でも、天海響は強い霊感を持って生まれ「幽霊と人との架け橋」として活動しています。

そして、実は螢多朗も天海響と同じで、「幽霊と人との架け橋」となっているのです。(螢多朗は霊媒体質と言う方法で)また、このような方は神様の生まれ変わり的な、ハイヤーセルフが神様のエネルギーを持つ方が多いです、そのため、普通の人より苦しみます。螢多朗もやはり神様のエネルギーを持つ人のようです。

霊はそのエネルギーが欲しかったり、自分が成仏したかったりで集まってくるのは当然になります。

そんな螢多朗ですが、まだまだ自分ではどうすることも出来ずに‘‘霊障”に日々悩まされています。
って、ことで‘‘霊障”とはなんでしょう?!次回は、霊によって引き起こされる障害。霊障についてお話したいと思います!お楽しみに!