オカルティック・ナインにも出て来るアストラル体ってなに?

オカルティック・ナインにも出て来るアストラル体ってなに?

前回「エーテル体」についてお話しましたが、今回は「アストラル体」についてお話したいと思います。

漫画「オカルティック・ナイン」にも出てくる「アストラル体」一体どんなものなのでしょう?

アストラル体とは?

エーテル体が肉体のすぐ上に覆われている膜7つなら、アストラル体はエーテル体の上にある膜みたいなものです。

エーテル体⇒アストラル体⇒メンタル体⇒コーザル体⇒ブッデイ体⇒アートマ体⇒モナド体

と7つの層の下から2番目にあるのが「アストラル体」です。
エーテル体とよりレベルが高く周波数も高いエネルギーになります。

エーテル体も人間になくてはならないものですが、「アストラル体」も人間にはなくてはならないものです。全ての人間に備わっているものです。

アストラルには「星の」や「星のような」と言う意味があるのでアストラル体は別名「星幽体」と呼ばれていています。

また、アストラル体はエーテル体と低い位置から、高い位置まで霊界と構成している霊的な粒子のエネルギーです。

アストラル体という名称は、魔術師エリファス・レヴィの「アストラル・ライト」という考え方から生まれました。

アストラル・ライトは、サイキック能力(魔術、心霊現象、霊媒など)を発揮させる、宇宙に遍満するエネルギーであるとされます。このことから、感情を司る身体はサイキック能力に関する身体でもあるので、「アストラル体」と名付けられました。

アストラル体は、肉体を持つ者にのみ備わり、精神活動における感情を司る身体であるとされる。肉体(濃密な肉体とエーテル体)とメンタル体と一体であり、人間の低位我を構成するとされます。



アストラル体の役割

上記に「感情」と言うキーワードがあったように、ずばり「感情」を司っており、感情が発生するエネルギー場です。

アストラル体は別名「感情体」とも言われるように感情そのものと言ってもいいぐらいのエネルギーです。

感情の中には「欲望、気分。感覚、渇望、食欲、性欲、恐怖」などのエネルギーが入っています。

情緒的反応と共に。五感などの感覚器としての役割を担うとされていて、受容体である肉体を通して現象世界を知覚するのはアストラル体であるとされています。

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動物にも感情はある

神智学では動物にもエーテル体とアストラル体はあります。

と言うことは動物にも感情はあると言うことです。(ですが、神智学では動物にはアストラル界はないとされています。アストラル界とは霊界のことです。)

ちなみに、植物はエーテル体のみで活動していると考えられています。
(植物にも肉体があるので物質エネルギー)

動物もまた人間と同じく動物霊の中には‘‘エーテル体とアストラル体”が入っています。

また、人間に飼われている動物は野生の動物に比べてアストラル体エネルギーが大きいです。

それはなぜかと言ったら、人間がアストラル体エネルギーを動物に与えて動物を成長させているからです。

動物を飼ったことのある方なら分かると思いますが、動物は飼い主に感情表現をする時があります。

このように人間の感情、まさしく「愛」が動物を進化させます。


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オカルティック・ナインとアストラル体

オカルティック・ナインは志倉千代丸先生による大人気ライトノベルです。

アニメ化もされていて、アニメ第3話で「アストラル体」が出てきます。

作品内での「アストラル体」は、上記のように

アストラル体
霊体、すなわち生前の意識を伴ったエネルギーのようなもの。
生前の橋上教授は、テスラがアストラル体が集合した世界を発見したと仮説を立てていた。

引用:「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」アニ …

となっていて、「生前の意識を伴ったエネルギーのようなもの。」は、現実のアストラル体でも同じですね。

「意識」とは感情のことです。

また、TVアニメではアストラル体となった二コラ・テスラの娘である「アヴェリーヌ」と言うキャラクターが出てきます。

出典:「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」アニ …

アヴェリーヌは霊媒の才能も持つ「成沢稜歌」に憑依したり。アストラル体。すなわち「霊体」、しかも、気持ちがより強い「感情体霊」となっていろいろと活動します。

上記にもある、「アストラル体が集合した世界」は実際にはアストラル界などに象徴されます。そして、人の感情エネルギーは相当な力を生むので実はとても貴重なエネルギーです。ですが、人はその貴重さに気づいていません。

少しづつでいいので人間の感情エネルギー、アストラル体エネルギーは凄いんだ。と認識しておいて下さい。



アストラル体は幽霊の素にもなる

アストラル体も、人間が死ぬとエーテル体と同じく消滅の道をたどりますが、アストラル体もエーテル体と同じく幽霊の‘‘素”になります。

そして、上記の「オカルティック・ナインとアストラ体」でお話した、「アヴェリーヌ」のように、アストラル体は「感情がより強い幽霊、感情体霊」になることがあります。

幽霊はこの世に思いを残すから幽霊になりますが、この‘‘思い”とはアストラル体のことです。

アストラル体は「ああしたい」「こうしたい」と言う生きている時の「欲望」も生み出すので、死んだあとも「欲望」が残ることがあります。

また、幽霊の力の強さは‘‘思いの強さ”でもあるので、このアストラル体エネルギーが強いほど幽霊としてこの世に残りやすいです。

●最近アストラル体霊が増えている

私が最近、霊視や、心霊写真鑑定をする時に感じるのは「感情体霊」が増えているということです。

感情体霊とは、よりアストラル体の要素が強い、思いが強い幽霊のことです。

すなわち、「この世に残した思いが強い幽霊」が多いと言うことになります。そして、同時に幽霊が進化してきている、地球の波動が上がって来ている証拠でもあります。

一つの要因として考えられえるのが、インターネットの普及に挙げられます。


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簡単にやり取りできるアストラル体

現在、インターネットやSNSの普及で簡単に感情のやり取りができる世の中です。

手紙や電話などしかなかった時代より、断然感情が生まれやすくなりました。手紙のやり取りは、感情のやり取りにタイムラグが生じ、電話では声でしか感情のやり取りができません。

ですが、SNSは文字のみでその相手がどこの誰だか分からなくても喜怒哀楽の感情のやり取りが出来てしまいます。しかも、速攻です。

おのずと、アストラル体である感情エネルギーが発生しやすくなるのは当たり前です。それがいいか悪いかは別として、それによってこの地球の次元は上がっています。

ですので、現代の私たちはもっと「アストラル体」と言うものを知り、学び、生かして生きなければなりません。



眠っている時に体から出てるアストラル体

実は、アストラル体は眠っている時に誰でも体から出ている可能性があります。

人間は「夢」を見ますよね?それは、アストラル体が活動している状態であることもあります。よく、「空を飛ぶ夢」を見る時なんてアストラル体が身体を離れて空を飛んでいることが多いです。

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アストラル体も傷つく

体の場合、エーテル体が先に傷つくから体も傷つきますが、アストラル体は心と連動しているので、心が傷ついたらアストラル体も傷つきます。

感情のやり取りを頻繁に行うことは、それだけアストラル体が傷つく機会が多くなると言えます。

ですので、心を休ませると同時にアストラル体も休ませると言う意識を持つことが必要になってきます。

眠っている時に、アストラル体が出る要因の一つに眠って体を休ませているのと同じく、寝ている間アストラル体を、体から出して休ませています。

ですので、心が傷ついたら「よく眠ること」をおすすめします。



アストラル体

アストラル体は感情そのものです。このアストラル体エネルギーはこれからスピリチュアルなお話をしていく中でちょくちょく出てくると思うので覚えておいて下さい。

それぐらい人間にとって重要なエネルギーです。

感情がなければ人間ではありません。また、私たちは自分の感情とも向き合わなくてはいけません。

そして、みなさん自分のアストラル体エネルギーを大切にして下さいね。

アストラル体の次は「メンタル体(精神)」なんですが、これはまた別の機会にお話ししたいと思っています。