美少女戦士セーラームーンは封印された女神「瀬織津姫」の化身!?ふたりの共通点とは?

美少女戦士セーラームーンは封印された女神「瀬織津姫」の化身!?ふたりの共通点とは?

前回、天照大御神の話しを少ししまいたが、その中で実は、天照大御神は‘‘瀬織津姫”(せおりつひめ)と言う名前であるとお話しました。一見なんのことじゃ!?と思いますが、今回は瀬織津姫をテーマに詳しくお話したいと思います!そして、なんとあの国民的アニメ、美少女戦士セーラームーンとの共通点も見えてきます!

封印された女神瀬織津姫

私達は今まで、日本の最高神は「天照大御神」であると、教えられてきましたよね?日本の神話が書かれてある日本最古の書物「古事記」でも、天照大御神が最高神として天皇の祖だと伝えられています。

その天照大御神は実は男性であると言ったらどう思います?ビックリしますよね!?これは、スピリチュアルなお好きな方なら知っている方も多いと思いますが、天照大御神は男性でその配偶者の女神が「瀬織津姫」なんです。

天照大御神は本当は「天照(アマテル)」と言う男性神であるのです。要は天照大御神は男性神と女性神の夫婦の神様を合わせた存在なんですね。

ですが、古事記や日本書紀には天照大御神は出て来るのですが、「瀬織津姫」の‘‘せ”の字も出て来ません!なんで?!って感じなんですが、実は古事記や日本書紀は改ざんされています!



改ざんされた古事記

実は古事記が改ざんされて「瀬織津姫」の名前も存在も消されました。

では、なぜ消されたのか?と言うと、一説には女性天皇である持統天皇(在位690~697年)が自分が女性であっても、天皇になれると言う理由を付けるためと、孫である軽皇子(文武天皇(もんむてんのう)在位697~707年)を無理に即位させようとしたために(軽皇子をニニギノミコトになぞらえたかったんでしょう)、本来男性神である天照を女性神として「天照大御神」としました。

そして、奥さんである「瀬織津姫」はいらないから名前を消したんです。そればかりか瀬織津姫を祀る神社をことごとくぶっ壊しています。もう、存在自体消したんです。こうして、瀬織津姫に代わって天照大御神を祭神にしました。

そして、古事記や神社から瀬織津姫の名前は消され、存在自体も抹消されました。当然古事記の後に編纂された日本書紀にも書かれることはありません。よって、封印された女神とされています。

じゃ、そんな抹消された女神が知られるようになったのはなぜ?



ホツマツタエ

みなさん「ホツマツタエ」と言う文献をご存じでしょうか?瀬織津姫を知る方ならご存じだ思いますが、瀬織津姫はこの古代の文献「ホツマツタエ」に詳しく書かれています。

ホツマツタエは‘‘ヲシテ文字”と言う神代文字で書かれていて、(神代文字とは漢字以前より古い文字)今の私達が使っている‘‘ひらがな”や漢字とは全然違う文字ですが、現代訳にしていろいろな本が出版されていますので、現在、今の人達でも読むことが出来ます。

このホツマツタエの存在がインターネットの普及などで、だんだん人に知られるようになり、合わせて瀬織津姫の存在も広まるようになりました。YouTubeなどでも、ホツマツタエや瀬織津姫についても動画が数多くあります。

また、ホツマツタエとは、「本当の言い伝え」と言う意味です。「正式な伝記・正式な歴史書」と言う意味になりますので、古事記や日本書紀ではなく、ホツマツタエを参考にした方が本当の日本の歴史が分かりるとアニスピカでは考えています!と言うか、古事記と日本書紀に書いてあることだけを信じていたら、頭こんがらがります!他にもいろいろと改ざんされているからです。

まず、ホツマツタエを基本ベースとして、古事記・日本書紀を合わせてトッピングしていく方が私は良いと考えています。

また、ホツマツタエの研究家の方も言っておられますが、時には単語だと思っていた言葉が略された出来事の意味だったり、物体だと思っていた物が何かに比喩だったり・・・。ので、分かりずらい部分ばかりで、文字の意味一つ一つまで解読して読まなければなりません。例えばセオリツヒメがアマテル神の奥さんになった物語の現代訳はと言うと・・・。

セオリツヒメの ミヤビには 君も階段 踏み降りて あまさかる日に 向つ姫 ついにいれます 内宮に

これだけ読んでもなんのことは分からないですよね?これで現代訳なんだから、元々はもっと分かりません!そして、この解読では、瀬織津姫の名前の由来が語られています。

瀬織津姫には名前がいくつかあり、「向つ姫(ムカツヒメ)」とは瀬織津姫のことです。

もっと分かりやすく解読すれば、セオリツヒメのミヤビ(こころや気持ちとアマテル様とセオリツヒメの相思相愛だったので)アマテル様が自分の玉座から降りわざわざ階段を下ってセオリツヒメを迎えに行って内宮(奥さん)にした。 と言うことです。

ムカツヒメとはアマテル様と対を成す存在。向かい側=男女の陰陽を表しています。

そして、アマテル様がわざわざ背を下ろした。の、「背降り」にちなんで「ムカツ」を合わせた「瀬織津姫」と言う名前になりました。

ホツマツタエにはその他に沢山の話があり、いちいち解説していたら何日もかかるくらいに膨大です。そして、ホツマツタエは後半は実は、古事記のように改ざんされているなど、なぜに今までで出て来なかったの?と言う疑問も沢山ありまして、説明したらキリがないので、これからちょくちょくとホツマツタエについて詳しくお話していこうと思っているので、この「ホツマツタエ」を覚えておいていただけると嬉しいです!



大祓祝詞での瀬織津姫

瀬織津姫はホツマツタエだけではなく、大祓祝詞(大祓詞)に瀬織津姫の名前があり、残っています。

大祓詞とは、神道の祝詞の中でも最上位の祝詞に位置付けられています。よく神主さんが唱えているのが大祓祝詞になります。

この祝詞はどのようなものかと言うと、罪や穢れを浄化するために唱える祝詞です。中身は前半と後半に分かれていて結構長いので省略しますが、4人の穢れを払う神様(瀬織津比売・速開都比売 ・気吹戸主・速佐須良比売)が風を吹かせ、鎌で切ったり、水を流したりして、罪や穢れを流し・消す。と言う内容です。この中に一番最初に登場する神様として、瀬織津姫の名前が出てきます。

では、瀬織津姫はどのように登場するかと言ったら、

早川の瀬に坐す 瀬織津比売と伝う神 大海原に持出でなむ 

簡単に訳すと「川にいる瀬織津姫は罪や穢れを海にまで流し浄化する」と言う意味です。

このことから、瀬織津姫は主に水の神とされています。何故、水の神か?と言ったら、水とは女性性を表します。チャクラのお話でもしまいたが、女性性を表す第二チャクラでも水は女性エネルギーを持ちます。

夫である天照神は男性エネルギーである太陽や火を表すので、その反対のエネルギーは水になるのは自然なことです。火と水が背中合わせなように男性である天照神と女性である瀬織津姫神も背中合わせなのです。

また、水は浄化の役目も当然しますよね?今の私達でも毎日手を洗ったりお風呂に入ったりして汚れを落とします。同じように、瀬織津姫は水で穢れを浄化するのです。

このように、瀬織津姫は罪や穢れを浄化する大事な役割を持った神様なので、流石に大祓祝詞からは瀬織津姫の存在を消すことは出来なかったのでしょう。

そして、もう一つ瀬織津姫の存在を消すことの出来なかった場所があります。それは、伊勢神宮です



天照大御神の荒魂

伊勢神宮・外宮「荒祭宮」

伊勢神宮の外宮に「荒祭宮(あらまつりのみや)」と言う別宮があり、主祭神は「天照大御神荒御魂」となっていて、ただ「荒魂」としか表向きには書いていません。

ですが、外宮の神職「渡会氏」がおこした神道五部書の「伊勢神道」の一つである、「倭姫命世紀(やまとひめのみことせいき)」と言う書物の中に「天照大御神の荒魂、そのまたの名を瀬織津姫といい・・」と書いてあります。その他にも伊勢神宮に伝わる書物にも‘‘天照大御神の荒魂は瀬織津姫である”と記録されているものが数々ありますので、前回「玉藻前と天照大御神」でお話したように、瀬織津姫は天照大御神の荒魂として祭られています。

では、なぜに伊勢神宮では瀬織津姫を荒魂として祭るようになったか?と言ったらアニスピカが考えるには、‘‘瀬織津姫が祟った”のだと考えられます。前回でも、お話しましたが、荒魂とは神様が怒った状態のことを指します。自分を抹消し存在を消そうとしたために、そんな悪いことをする人たちは浄化する。と言う風に怒ったのだと推測されます。

「浄化」とは良いイメージでもありますが、大祓詞は罪や穢れを浄化させる訳ですから、その根本には「悪」があるからです。罪や悪がなければ浄化もしません。そして、その罪や悪に神様が怒ったから浄化させるんです。

ですから、瀬織津姫には浄化して「悪を改心させる」とか母親のように「しかる」と言う役割も持っています

ちなみに、ホツマツタエで天照神と瀬織津姫が伊勢に二人で住んだ。と言うことも書いてあります。

ですので、天照神と瀬織津姫の本拠地であった伊勢神宮からは完全に存在を抹消することが出来なかったのだと思います。

まあ、このようなことも含め、私達あまり知らないですよね?いろんなこともあんなことも、明治維新で更に消されて、戦後本格的に消されてしまった。と言うことです。(このお話については後日詳しく!)



セーラームーンと瀬織津姫の共通点

ここまで、瀬織津姫のと言う女神の存在についてお話してきましたが、実はセーラームーンとの共通点がいくつかあります!そして、瀬織津姫とはいくつにも化身して自分の分身を作り出す。と言われているので、もしかしたらセーラームーンは瀬織津姫の化身?!

月と瀬織津姫の関係

セーラームーンと言えば月ですよね!実は、瀬織津姫は月とも関係があります。

と言うのも、瀬織津姫を象徴するのは「月」なんですね。何故かと言ったら理由は簡単で、夫である天照神が太陽を表しますよね?ですから、その反対である「月」は瀬織津姫を表します。元の名前であった「ムカツ」も太陽の向い合せである「月」の意味です。

そして、月は昔から女性の象徴とも言われています。生理の周期も月の引力に関係していますし、タロットカードの「月」には一緒に「水」が書かれてあり女性性を表します。女教皇は三日月が描かれています。この二つのカードの共通するキーワードは「見えないもの」や「隠された」です。

見えないものとは、陰陽の「陰」を表しています。陰とはすなわち「見えないもの」を表します。だから、女性は見えないものを見ることが得意なんです。それは、人の心だったり、霊感も女性の方が強かったり。だから、世界中で見えないものとの交信をするのは巫女として女性がなったのです。

だから、「月」とは女性の象徴であり、見えないものの意味の「闇」の象徴でもあります。瀬織津姫は「月の女神」なんて呼び方もされるくらいです。

セーラームーンも月の女神でありますね!瀬織津姫そのもののように思えます!


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うさぎと瀬織津姫の関係

セーラームーンの本当の名前は「月野うさぎ」ですが、「うさぎ」は瀬織津姫の‘‘守護動物”になっています。よく、瀬織津姫のイラストを見ると、うさぎも一緒に描かれていることが多いのです。

例えば、瀬織津姫を主祭神とする福岡県の波折神社にはうさぎの像が奉納されています。(波折神社では、別名‘‘貴船神”とも呼ばれています)

出典:波折神社の波乗りうさぎ | イベント・観光情報 | 訪れる | 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 (okinoshima-heritage.jp)

ちなみに、靖国神社の遊就館に女神の銅像が置いてあるのですが、足元に「うさぎ」がいます。瀬織津姫とは明記書されていないのですが、このように名前は伏せつつ暗に「瀬織津姫」であると分かるくらい女神とうさぎはセットなんですね。しかも、絶対に白うさぎではないとダメなんです!

じゃ、なんでうさぎは瀬織津姫の守護動物か?と言ったら、瀬織津姫の父親である「大山祇命(おおやまつみのかみ)」に由来します。愛媛県今治に総本社を置く大山祇神社の神様で、元々は海の神様です。

名前に「大山」とついているので、山の神様じゃないの?と思われるかも知れませんが、「大山祇命」とは役職の名前なんですね。だから、大山祇命は別名「三島大明神」と言います。

この三島大明神を祭る三島大社は静岡県にありますが、主祭神は「大山祇命(三島大明神)」です。ですので、瀬織津姫は三島にある「瀧川神社」が誕生の地なんじゃないか?と最近では言われています。愛媛県にある大山祇神社も、静岡県の三島大社も海が近いですよね!

そして、そして、本題に入りますが、瀬織津姫とうさぎの関係は諸説持論で言われていますが、アニスピカ説ではこう考えます。

うさぎとは海に由来します。

上記で、‘‘白うさぎ”でなければダメといいましたが、それは、海の‘‘白波”を表してるからなんです。

父である、大山祇命は海軍のような自分の家臣を持っていました。その、海の軍団が瀬織津姫を守るために海からやってくる様子を「白い波」に例えて「白いうさぎ」がぴょんぴょんと大勢でやって光景に例えて表したのです。だから、白いうさぎでなければダメなんです。そして、「うさぎ」とは、本当のうさぎではなく比喩だったんです。波折神社にあるような‘‘波乗りうさぎ”です。

ですので、白うさぎとは、瀬織津姫を守る父親や海の軍団を表したものだったのです。

ちなみに、波とうさぎは古くから縁起物として徳川家康も着物のデザインに取り入れていたくらいです。この‘‘波うさぎ”は「竹生島」と言う能に由来し、醍醐天皇が考えたとされますが、「波とうさぎ」はもっと古くから伝えられてきた観念だとアニスピカでは考えています。

すなわち、瀬織津姫が発祥であると考えています。

このように、月でうさぎがお餅をついていると言われる前から、月とうさぎの関係は古かったのです。



月に代わっておしおきよ!

出典:美少女戦士セーラームーン – 作品ラインナップ – 東映 …

セーラームーンと言ったら、この決め台詞は欠かせないですよね!「月に代わっておしよきよ!」

上記でも、瀬織津姫は‘‘浄化”の女神であるとお話しましたが、浄化とは時に‘‘おしよき”を表します。

私達の生きる人間社会でも、悪人を逮捕するや、悪人をやっつけることを「悪の浄化」と表現する時があります。

そして、瀬織津姫が浄化の女神として紹介した大祓祝詞は「罪や穢れを取り除き浄化する」祝詞です。

この最後の部分に注目してみると、

罪と伝ふ罪は在じと 祓い給ひ清 給ふ事を 

「(4人の神様が)すべての罪や穢れを失くして下さったなら、一切の罪と言う罪は跡形も無く消滅すると」

この意味を見ると、もう消滅です。容赦ないです。容赦なく消滅させてしまう。ぶっ壊す。絶対に許すことはない、すなわち「おしよき」です!

そして、一番最後はこう締めくくられています。

天津神 国つ神 八百万神等共に 聞食せと白す

神様に祈って祓い清めて下さる、消滅させてくれることを、天神様も地上の神様もすべての神様もご一緒に聞き入れて下さいとお願いします。

と、言うことは、この祝詞を唱えることは「どうか神様、おしよきして下さい。」とお願いしている意味になります。

実は、この大祓祝詞を唱えると「ヤバイ」とか、なにか「恐ろしいことばかり起こる」とか言われていて、半ば都市伝説化していますが、大祓祝詞の意味を知るとそりゃ、「おしおきして下さい。」と頼んでいる状態なので、その方に罪や穢れがある時はそりゃ‘‘ヤバイ”ことが起きても不思議ではありません。

大祓祝詞を唱える時には、ドMじゃないかぎり(笑)止めておいた方がいいかもしれません。自分で、おしよきして下さいって頼んじゃってるよ。って結論です。

ちなみに、神社では大祓祝詞をいつ唱えるのか?と言うと、6月と12月です。半年に一回大祓をして罪や穢れを消滅して下さいと神様に頼みます。こうして、半年に1回リセットします。リセットしてからまた、新しい生活を迎える。一回リセットするには、古いものをぶっ壊さないと新しく出来ないですよね?だから、大祓祝詞とは「破壊」の意味を持つのです。

ちなみに、ちなみに・・・私の母は、私を妊娠中に毎朝大祓祝詞を唱えていたと言っていましたが、産まれてくる私の為におしよきされても良い覚悟で唱えていました。

それくらいの「覚悟」や気持ちを自覚することも大事なのです。なにせ祝詞の中で「最上」のものですので。逆に大祓祝詞を唱えて嫌な事が起こったらそれは、浄化されている証拠です。ぶっ壊された証拠です。なので、‘‘ありがたい”と思うべきだと思います。神様を決して怨んではいけませんよ!

だから、セーラームーンが「月に代わっておしよきよ!」と言うセリフは「瀬織津姫に代わっておしよきよ!」とも捉えることが出来るのです。。


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ムーン・ヒーリング・エスカレーション

出典:「セーラームーン」“ムーンヒーリングエスカレーション …

そして、セーラームーンの必殺技に「ムーン・ヒーリング・エスカレーション」と言う技があるのですが、どんな効果があるのかと言うと「浄化」です。

最初は妖魔と戦っていましたが、物語が進むにつれて今度は妖魔が人間に取り憑ついて人間を操るようになります。

その取り憑かれた人間を元に戻す時に、「ムーン・ヒーリング・エスカレーション~!」と言ってムーン・スティックから放たれたエネルギーで憑かれた人間の心が浄化され無事元に戻ります。

すなわち、「浄霊」です。

浄化とは、浄霊も含まれます。だから、大祓祝詞を唱えて浄霊する人もいます。

罪や穢れの「穢れ」には幽霊や悪霊・また、セーラームーンにも出てくる「妖魔」のたぐいも含まれます。

特に、セーラームーンに出てくる‘‘悪の組織”「ダークキングダム」は人間に分からないように、人間を操ったりします。

また、ダークキングダムの最高幹部は「クイン・メタリア」と言う女性で、妖魔もみんな女性型をしています。敵も‘‘女性性”を持った「悪の組織」です。だから、セーラームーンの力が必要なんです!

闇のダークキングダムには、闇の力である「月」の力を!

セーラームーンに「浄化」の必殺技があるなんて、ますます瀬織津姫との共通点が増えました!



セーラームーンは瀬織津姫の化身?!

今までのことから総合して、セーラームーンは瀬織津姫と考えることが出来ます。じゃ、夫である天照様はさながらタキシード仮面さまみたいですね!

瀬織津姫の名前は沢山あります。別名「ムカツ姫」だったり、元々の名前は「ホノコ」と言いい、名前を沢山持っています。そして、瀬織津姫は「化身」できると考えられています。

「封印されて消されたから」と言う理由もありますが、元々瀬織津姫は名前沢山持っていますし(例えば、波折神社では‘‘貴船神”と呼ばれているように)また、‘‘新しい別のなにか”に化身や転生してこの地球を守ることが出来ます。

九尾の狐や玉藻前の記事でお話ししたように、女媧や、ラクシュミー、にも化身したとアニスピカでは考えています。また、神様は全般的に「化身」できますし、瀬織津姫の夫である天照様も化身したと考えられますが、また別の機会にお話ししたいと思います。

特に、瀬織津姫は「おしよき」の神様ですので、別の神様や時に人間に化身して浄化を担います。

その人間の姿がセーラームーンである「月野うさぎ」であると考えても良いと思います。

そして、瀬織津姫は女神ですので、女性性を持ちます。女性性とは先ほどお話ししたように「見えないもの」「隠された事柄」を表します。

だから、月野うさぎがセーラームーンに変身してるなんて誰にも分からないのです。家族もクラスメイトも誰も知らないです。(一部気づいてる人は黙ってる)そして、誰にも分からないように敵をおしよきします。

しかも、人間は分からないで妖魔に取り憑かれ、分からないでセーラームーンにムーン・ヒーリング・エスカレーションで浄化され、全て分からないで終わってるって言う・・・。

敵も「分からない」で人間に取り憑くならば、セーラームーンもまた、「分からないで」人間を浄化します。闇と闇の戦いとはそのようなものなのです。

あの、ドジでか弱い女の子がまさかセーラームーンに変身して、恐ろしい化け物をやっつけてしまうなんて誰も想像できないし、信じられませんよね?

実際に月野うさぎのような人がいたとしても、「ウソだよ~」で終わってしまうでしょう。

これが、女性性なんです!これが瀬織津姫のおしよきの特徴でもあるんです!

言うなれば、闇の力で葬る。「必殺仕置人」とでも言っておきましょう。

でも、私からしたらセーラームーンが地球を守ってくれてるんだってみんなに分かってもらいたい!月野うさぎがみんなに感謝されないのは理不尽だ!って思ってしまいますが、月野うさぎ本人は「これでいい」と思っているのでしょう。スピリチュアル的に見た女性性の観点から言ってもこれで良いのです。見えないところでちゃんと評価されてるから。

このように、セーラームーンは瀬織津姫の化身であると思っても良いと思います。

そして、瀬織津姫がセーラームーンに化身するのは重要な意味を持ちます。


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アニメの中にまだまだ化身が!

最近では、2016年に公開されたアニメ映画「君の名は。」のヒロイン‘‘宮水三葉”と瀬織津姫を結び付けて、「三葉は瀬織津姫がモデルか?!」なんて話題になりましたが、新海さんはじめ制作側はそんなこと意識して作ったのではないと思います。

ですが、このように意識しなくてもそのように動いてしまうのが、神様の化身たる技です。

物書きや映画などクリエイティブな仕事ってのは、天からアイデアが降りてくるからこそ創作できます。だから、セーラームーンの作者である、武内直子先生も瀬織津姫を意識して書いたのではないと思っています。

ですが、どこか書かされているかのように作られてしまうのが、神様の必殺技なんです(笑)

しかも、君の名もセーラームーンも大ヒット作品ですよね?このような大ヒット作品なら尚のこと神の計らいがないと作れません。

大ヒット作品なら多くの人の目に触れることが出来ますので、それだけ瀬織津姫のエネルギーが多くの人に届きます。

このように、分からない感じで大ヒットアニメを通して瀬織津姫のエネルギーが広がっているんですね。だから、セーラームーンが瀬織津姫の化身であることは重要な意味を持つのです。

なにせ、瀬織津姫は「闇の女神」ですからね(笑)

これからも、瀬織津姫の化身アニメが出てきてヒットを飛ばすかもしれません。

期待してお待ちしています。