【ダークギャザリング】H城址のお姫様の霊のモデルは?お姫様は分霊出来るほど霊格が高い!
前回は、ダークギャザリング「H城址」やお城についてお話ししまいたが、今回はお城と言ったらお姫様!ってことで、ダークギャザリングでもラスボスはお姫様でした!しかも、お姫様の悪霊は凄いことに「分霊」まですることが出来る!と言うかなり強い霊です。
って、「分霊」ってなに?!って話ですよね!作中でも説明してくれていた「分霊」とは?!って話と、お姫様はみんな霊格が高い?!として、お姫さまにフューチャーしていきたいと思います!
ラスボスと登場した「お姫様」の悪霊。実はお姫さまは結構霊格が高い人が多いのです!故に悪霊になったら「最恐」です!でも、味方になってくれたら最強です!そんなH城址のお姫さまのモデルはだ~ぁれ~?
お姫様の霊のモデルは?3人の候補
出典:TVアニメ「ダークギャザリング」
悲劇の姫「比佐姫」
このお姫様は第一の候補は「悲劇の姫」と呼ばれる、八王子城の当主北条氏照の正室「比佐(ひさ)」
ダークギャザリングにも登場する、一番霊が集まっている場所。数多くの婦女子が自害した場所と伝わる御主殿の滝。
この滝で比佐も家臣と同様、自刃後に滝に身を投げた。と言われています。
が、実は比佐については他の説も伝わっています。
八王子城を逃げた比佐姫は、現「東久留米市」の「浄牧院」に逃げましたが、結局この場で自害した説。(寺内には自害の碑あり)
また、菩提寺である宗関寺の記録によると、同じく八王子城を落ち延びた比佐は出家し、笛を吹いて氏照等の霊を弔い、48歳まで生きたとのこと。
側室の「お豊」
北条氏照の側室であった「お豊の方」は正室の比佐を姉のように慕っていたそう。比佐はとても信仰心が篤く観音様を信仰していたので、お豊も比佐にならって観音様を信仰していたと言います。
お豊はとても心優しい女性で、蜘蛛が踏みつぶされそうなところを助けたと言う話も残っています。
また、八王子城の落城の時は幼い若君を抱いて御主殿の滝に身を投げたと言い、
その後、城山川の草むらではお豊の方が若君をしっかり抱いている姿だと伝わる「子背負い蜘蛛」が見つかると言います。
武将の娘「布衣姫」
八王子城には勇敢で知られた近藤出羽守と言う武将がいました。その娘「布衣」が3人目の候補です。17歳の布衣も父親譲りの勇敢さを持った美しい姫だったそうです。
八王子城落城の時も布衣は女性であるのにも関わらず、長刀を振るい応戦していました。
しかしながら深手を負ってしまい、加えて燃える館の火の粉を浴び美しい顔が焼けただれ醜い姿となっしまったのです。
覚悟を決めた姫は御霊川に身を投げようとします。その水面に写るのは醜い自分の姿。「その姿を見られたくない。」と思った姫は祈祷し身を投げました。
そうしたら、今まで清く澄んでいた水がたちまち濁り姫の姿を隠してしまった。と言う伝説が残っていて、今でも、御霊の宮の前を通る頃が清らかに流れるがそれ以外は濁った淀み川になるそうです。
このようにさまざまな説が残っていますが、3人のお姫さまはどの方も心美しく聡明なお姫さまで、ダークギャザリングに登場するお姫様のモデルにふさわしい方たちばかりです。
そして、お姫様はそもそも霊格の高い方たちばかりです。そんな霊格の高さから後世まで伝説が残っているのでしょう。
お姫様は霊格が高い
H城址のお姫様
出典:TVアニメ「ダークギャザリング」
今は「高貴な身分」なんて忘れ去られた言葉で、現代は「みんな平等」であり大きな格差はあまりありませんが、当時のいわゆる「高貴な身分」と「平民」では雲泥の差でした。
それも、そんな「高貴な身分」に生まれるのは一握りの存在。と言うことで、そもそも「お姫様」に生まれる方は「霊格が高い」方が多いです。 むしろ、「霊格が高いからお姫様に生まれる。」と言っても過言ではありません。
ダークギャザリング「八王子城の姫」もそんな霊格の高い姫の一人です。
御主殿の滝に現れた無数の霊、この霊は滝に身を投げて亡くなった霊の集合霊か?!と思われましたが、実は姫一人の霊を「分霊」して作った霊だったのです!
分霊とは?
出典:TVアニメ「ダークギャザリング」
ダークギャザリングでも分かりやすく説明してくれていますが、分霊とは「神社を分社する」ように、自分の魂を分けることです。
このようなことはなかなか出来ません。霊格が高いから出来ることでしょう。また、この「分霊」出来るのも霊格が高い証拠です。霊的パワーが強くなくては出来ません。例えば神様のハイヤーセルフのように強いハイヤーセルフを持った魂です。
お姫様とは「霊格が高い」。ですが、江戸以前の安定してなかった世の中、特に戦国時代なんかは八王子城のように落とされて悲劇的な最後を遂げたお姫様も少なくないでしょう。
そして、私の知人も過去世でそんな戦国時代に‘‘悲劇”を遂げたお姫様の一人がいましたが、実は「お姫様の性格」によって随分状況が変わります。と言うのは、お姫様の「霊格の高さ」もお姫様の「性格」によってはむしろ「弊害」を起こす場合もあるのです。
お姫様の性格は2パターンに分かれる
八王子城のお姫様たちはみなさん聡明で責任感の強い方ばかりですが、本当はそんな立派な姫様ばかりではありません。お姫様の性格は大きく2パターンに分かれます。
他人に頼ってばかりの責任感の無い性格
姫の中には家臣に頼ってばかりで、なんの責任感もない姫もいます。「自分は上の地位にあるのだから・・・。家臣に頼って当たり前。」と思うのか、逆に「家臣を守る!」と思うのか、姫によってさまざまですが、責任感のないお姫様はとっても「タチが悪い」です。(笑)
私の祖母も2.3回ほど姫に生まれたことがあるのですが、どちらかと言うと責任感の無い姫でした。
こんな姫が八王子城のように「一族滅亡」したらとんでもないことになります!もう大惨事です!(苦笑)なぜか?!と言ったら
こんな残念なお姫さまの性格の特徴は「わがままで、プライドだけ異常に高い!」って話です。こんな事例があります。
知人を電話で霊視したら過去世が戦国時代の九州で滅亡した一族のお姫様だったのです。それを彼女にお伝えしたところ、ご自分でもなんとなく自覚しているようで、「あの場所かな?」と、その一族が滅亡したゆかりの場所は地元でも心霊スポットになっている言っていました。そんなこんな電話で話していたんですが、実は死んで行った家臣たちが知人に沢山憑いていて、その霊が電話を通してうじゃうじゃと私の所に来てしまったんです!それは部屋を開けた母もビックリして中に入れないくらいに黒い影が無数にいたそうです。
と言うのも、過去世の彼女自身、家臣に頼り切っていて、生まれ変わっても死んだ家臣を助けてあげる気持ちは微塵もない。って感じだったので、成仏出来ない家臣が頼って来てもどうすることも出来ずに彼女の中で大渋滞になっていたんですよね。
憑いてる霊も「姫様に頼れないならこっち(私)に行こう!」ってことで、ここぞとばかりに私にうじゃー!っと来てしまったんですよね。
これ直接会ってないんですよ?電話ですよ?前も友達に憑いていた霊を浄霊した時も電話だったんで、けっこう電話の方が来ます!(苦笑)
もうこれ来られてしまったらしょうがないんで、来る時は「有無を言わせずに」勝手に来てしまうので、これは浄霊するしかないって話です。
でも、本人には「霊が勝手に来て浄霊したから代金下さい。」とは言えないです。まぁ、「浄霊しました。」とはお伝えしましたが・・・。
ここからが、「プライドが異常に高い姫様」のやっかいな特徴です!(苦笑)
「浄霊されても、当たり前な顔している。」これです!(笑)
まぁ、「他人にやってもらって当たり前」だと思っているので、例え過去世の事。とは言っても性格は受け継いでいます。特徴を受け継いでいるから過去世の家臣の霊が憑いてるんですから。
こんな姫さまでは逆に「家臣がかわいそう」と思ってしまいます。もう1回言いますが、そもそも「お姫様とは霊格が高い」んです。
霊格が高いからこそ家臣の霊が頼って来てしまいます。姫様の性格がどんな人であれ、霊格が高いから霊感も強いですし、その霊感の強さが弊害になることもあります。
実際に家臣の霊が沢山憑いていた知人は長年体調不良に悩まされていました。
でも、これも「他人に治してもらおう」とする心ばかりでした。
でも本来霊格が高い方は、「自分で解決する」ことが出来ます。
霊的な世界は全部自分のことは自分でやる!が基本です。また、霊格の高いお姫様なら自分のことのみならず、「家臣」のことだってやってあげることが出来ます。ですが、なまじ「姫様」に生まれるとどうしても周りに頼ることに癖が付く時があります。
この「癖」は人生に「慣性の法則」が働いてしまって、生まれ変わっても同じことを繰り返してしまう場合が多いです。「抜け出せない」ような感覚です。
本来の‘‘自分の力”に気づき、ダークギャザリングのお姫様みたいに「感謝の気持ち」と言う基本的な心にも気づいてほしいです。
誇り高く気高い責任感を持つ性格
上記のお姫様とは反対にダークギャザリングのお姫様は「家臣や侍女は自分が守る!」と言う責任感が強いお姫様です。八王子城の姫様たちはこんな素晴らしい方たちばかりだと思います。
ダークギャザリングでも、姫様の霊は実は「悪霊ではなかった」のです。ただ自分達を忘れてほしくなかっただけでした。その純粋な思いから留まって自分の魂を分けていました。
呪物の影響で‘‘悪霊化させられていた”姫を正気に戻した夜宵ちゃんに姫がこう語っています。
「私の魂を分けて思い出を再現していた。優しくて誇り高い人達がここにいたことを忘れさせないために。」
引用:アニメ「ダークギャザリング」第12話
前回お姫様の「重要な言葉」としてセリフを書きましたが、この言葉は「お姫様の責任感」表す重要な言葉です。
「家臣」はむしろ成仏してほしい。「みんなに忘れてほしくないからこの場所に留まるのは私の責任」と言わんばかりに、ひとりで地縛霊となり自分の魂を分けてまで最後の姿を再現していたのでした。
このように、気高い性格の姫は例え「悪霊化」しても助けてあげたら逆にこちらの助けになってくれます。‘‘祟り神”と言う言葉もあるようにです。ダークギャザリングでも、壮絶な戦いの末に姫を助けてあげたら「力になる。いつでも呼んで」と夜宵ちゃんの仲間になってくれました。
このように「姫の性格」が「誇り高く責任感が強い」と霊になっても、この性格は変わりません。たとえ、地縛霊になっても助けてくれた人(夜宵ちゃん)への感謝を忘れずにいれば、必ず成仏出来ますし、むしろ土地の守り神になります。仲間になってくれたってことは、夜宵ちゃんにとって守り神のようなものです。
そんな「感謝の気持ち」を忘れず、最後には神様になったお姫様のこんな貴重な物語が残っています。
小桜姫物語「霊界通信」
「霊界通信・小桜姫物語」浅野和三郎
時は足利時代末期、鎌倉の家臣であった大江家から三浦家に嫁いだ「小桜姫」と呼ばれる女性がいたようです。と言うのもこの女性は史実には残っていません。
何故に小桜姫の物語が書き残されるようになったのか?と言ったら、明治時代に心霊研究家であった「浅野和三郎(あさのわさぶろう)」の妻の「多慶子」に小桜姫が降りてきて(正確には姫は多慶子さんんお守護霊であった)、霊言(口寄せ)で小桜姫の生い立ちから臨終の時はもちろんのこと、死後の世界の様子、霊界での修行などなど事細かく語った物を和三郎がまとめて書籍にしたのがこの「小桜姫物語」です。
三浦家に嫁いだ小桜姫は三浦半島の「新井城」で幸せな結婚生活を送りました。ですが、そんな生活も長くは続きませんでした。
新井城の戦い
三浦義意/歌川貞秀
戦国時代の初期、1512~1516年に初代小田原北条の北条早雲に攻め込まれ3年の籠城の末に三浦氏は滅亡してしまったのです。今回のテーマである八王子城の「小田原北条氏」です。
この戦いはとても悲惨な戦いであり、三浦半島の「油壷」と言う地名はこの悲惨さを表しています。
この時、三浦一族の大量の血で湾が油の壺のように真っ黒に染まったことから「油壺」と呼ばれました。もちろん小桜姫の夫である「三浦義意(みうらよしおき)」も亡くなってしまいます。
肝心の小桜姫はと言うと・・・。ここで死んでいません!落ち延びてます!実は城が落とされる少し前に小屋を作ってひっそりと暮らしていました。ですが、三浦氏が滅亡したショックからだんだんと衰弱していった姫。食べ物ものどを通らなくなり数年後にはとうとう亡くなってしまったのです。
実は、物語の本番はここから!小桜姫の本当の試練は亡くなってからだったのです!
小桜姫は亡くなって霊界に行ったあとにさまざまな修行が待っていました。
岩屋での精神統一から始まり、守護霊との対話から霊界についての仕組みの勉強、第二の修行場を山に移して豊玉姫と玉依姫から聞いた竜宮の世界、第三の修行場を滝、最後に海へと移し、龍神や天狗、妖精の世界を勉強してさまざまなことを知ります。
ダークギャザリングでも話が出て来た「分霊」の仕組みも教わります。(小桜姫の言う分霊とは、今で言うツインソウルとか、神様のアバターつまり人間のハイヤーセルフの仕組みです。)
私からしたらとっても面白そうな勉強ですけど、姫からしたらとても辛かったようで、この時姫は「他の方は自由にしているのになんで自分だけこんなに辛い思いをするのだろう・・・」と他の人を羨ましく思ったほどだったそうです。これが死んだあとのことだって言うのが驚きですよね!
ですが、小桜姫は守護霊やいろいろことを教えてくれる神様、さまざまな人への「感謝の気持ち」を忘れてはいませんでした。「自分にせっかく色々なことを教えて下さるのだから」と毎日苦しい修行に励んだのです。そして、小桜姫ももちろん元から「霊格の高い方」だったのでしょう。
小桜姫はなぜこんなにさまざまな修行をしなくてはならなかったのか?!と言うにも小桜姫は神社の神様として祀られるからだったのです!
小桜神社
写真は城ヶ島の「小桜観音」
神奈川県三浦市に「小桜神社」と言う神社が海の近くにあります。名前の通りに小桜姫が祀られています。正式名称「諸磯神明社」
元から地元の方々に「小桜姫は女性の鏡だ!」と愛されていた姫は、亡くなった後もお墓に手を合わせる人が絶えませんでした。そんなある日関東の海を大しけ(津波のような酷さ)が襲います。一時期三浦の人家が全滅するか?!と思う程ひどかったそうです。
ある漁師の奥さんが「小桜姫さまならなんとかして下さる!」と必死に手を合わせて祈ったのです。
ですが、当時の姫さまはまだ修行中で村を守れる程の力はありません。が、どうにかしたい!と思った小桜姫は必死に龍神様にお願いします。そのかいあって聞き入れてくれた龍神さま。
「願いを聞き届ける」と三浦の住民全員を助けてくれたのです。ちなみに、同じく被害があった南房総や伊豆は100年に一回の被害だったそうです。
このことから「三浦が不思議と助かったのは小桜姫さまのお陰だ!小桜姫は三浦の守り神だ!」と地元は大盛り上がりで、なんと小桜姫を神様として神社を作ることに決まったのです!
ですが、自分が「神様」として祀られることにビックリした姫は顔を真っ赤にしてしまいます。
「わたしはまだ修行の身。こればかりはご辞退致します。」
しかし、神様の使いのおじさんは「これは神界で決まちゃったことなんだよね~」と許してくれず(笑)
こうして小桜姫は「神様」として神社に祀られることになり、今でも地元民ならず多くの人々を助け、教え導いているのです。
私も、実は小桜神社に行ったことがあります。10代の時から小桜姫の話は母から教えられていたので、10年ほど前に行きました。
とっても静かな場所にあり、言い換えると行くのにとっても難しい場所です。バスが出ていまして、地元民しか乗らないコミュニティーバスみたいな感じで終始おばあちゃん達に囲まれてました(笑)
ご縁があったらみなさんも行かれてみて下さい。私自身、小桜姫の魂とご縁があったので行きましたが、みなさんも自分の魂とご縁のある神社に行って下さい。ご縁のある神社の特徴は「スムーズ」に目的地に着けることです。いわゆる「呼ばれる」ってことです。それが「ご縁のある神社・場所(パワースポット)の特徴です。
お姫様の性格と霊格の高さは世界共通
マリー・アントワネット
今回、H城址のお姫様しかり、小桜姫しかり‘‘日本のお姫様”をご紹介しましたが、お姫様の霊格の高さは世界共通です。日本でお姫様に生まれた人が今度は外国のお姫様に生まれ変わる場合もあります。逆もしかりで。また、お姫様の性格の2パターンも世界共通です。
外国の「責任感のないお姫様」で有名なのは「パンがなけれがお菓子を食べればいいじゃない」の迷言が残るお姫様「マリー・アントワネット」が一番に上がりますよね。
日本の方で、「前世がマリー・アントワネットだった」と自ら言っている方も何人かおられます。
その一人が、精神科医でありなおかつヒプノセラピストでもある「越智啓子先生」です。
先生の過去世の話はとっても面白いので、アニスピカでもこれからチョイチョイ紹介したいと思います。
今度は逆に「責任感と誇り高さ」を持ったお姫様はマリーアントワネットの母親でもあるオーストリア女帝「マリア・テレジア」ですよね。彼女はお姫様ってよりもう「女帝の領域」ですが、それだけの霊格の高さと力量があったのでしょう。
実はこの二人の親子、私の霊視では霊的に、それはそれはふか~いふか~い因縁を持っています。今お話しするのはやめておきます(笑)今後お話しする機会があればいいな~と思っています。少しお話しするのなら「源氏と平家」です。
今回はお姫様をテーマにお話ししてきましたが、まだまだ話足りないことだらけです。マリー・アントワネットまで話を広げたら(笑)ですので、広げたいと思います!が、またの機会をお楽しみに!
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