【ダークギャザリング】キャンプ場では意外と幽霊に遭遇する?!闇に潜む集合霊【第六話】
アニメ、ダークギャザリング6話では、気晴らしに行ったキャンプ場で心霊と遭遇してしまう夜宵ちゃん達一行。実は、キャンプ場での心霊現象って意外と多いんです!
実際にキャンプ場では数々の恐怖体験や怪奇現象の証言が残されています。(ネットで検索すれば沢山出てきます。)そして、心霊スポットになっているキャンプ場もあります。
考えてみれば、ホラー映画「リング」の始まりの舞台もキャンプ場でしたね!
では、どうして楽しいはずの場所が恐怖の場所に変わってしまうのでしょうか?
それは、さまざまな要因があります。ダークギャザリング6話にもそのヒントが描かれているので解説していきます!
キャンプ場が心霊スポットになってしまう理由
1,山の中にある
ほとんど。いや、全部と言っていいほどキャンプ場とは山など自然に囲まれた場所にあります。
自然の綺麗な空気や森林浴は人間を心身共に綺麗にしてくれます。それを求めてキャンプ場に行く方も多いと思いますが、山とは昼の顔と夜の顔は全然違います。
例えば山登りする方は、朝早い時間に行って夕方には下山してます。それには、遭難する恐れがあるとかさまざまですが、本来山とは夜を過ごしていい場所ではありません。
泊まる場所として整備されているのがキャンプ場ですが、実は、山で亡くなった方が寄ってくる場合があります。理由は、人間が泊まっているのが珍しかったり、単に人間が集まっているから霊も混ざりたかったり・・です。
そして、幽霊だけでなく山に住む異形のモノ、妖怪なども寄ってくる場合もあります。
ですから、そもそも山とは人間が泊まって良い場所ではない。と言うことです。
山に行きたければハイキングや、山登りで済ませることが賢明です。
2,川や海、湖など‘‘水辺”が近い
これも、キャンプ場の特徴でもありますね~~。
川釣りなどを楽しむために、川が近い場所にあるキャンプ場も多いです。
ダークギャザリング8話でも、螢多朗たちが川で釣りを楽しんでいましたね。
ですが、これが危ないんです!!むしろ、川辺でテント張ってました!物理的、安全面から考えても危ないです!!
意外と川の事故って多くて亡くなる確率が多いんです。
よって、成仏出来ない幽霊が地縛霊として川にいる場合が多いです。
【作中では、川の上にあった橋から身投げした霊が詠子を誘い引っ張り込もうとします。】
心霊写真の報告でも、川で楽しく撮った写真に後で見てみたら幽霊が写っていた!なんて、ことも多いのも川です。
地縛霊だからと‘‘そこから動かない”からと言って、安心は出来ません。
霊媒体質の方は憑かれます!!それが霊媒体質なんです!!
また、海や湖も同様水難事故で亡くなった方の霊が近寄ってくる場合が多いですので、山と同じくその場に‘‘泊まる”場所では本来無い。と言うことです。
3,ダムが近い
ダムに近いキャンプ場もあると思いますが、要注意です。これ、一番高確率で心霊体験出来るヤバイパターンです。
ダムは結構自殺の名所だったりするので、ダムで亡くなった霊がキャンプ場に近づいてくる場合もあります。(浮遊霊)として。
川や海・湖同様、水辺で危険ですが、ダムの方がヤバイです。何故かと言うと‘‘水難事故”の霊より‘‘自殺で亡くなった霊”の方が悪霊化しやすいですし、人間を引っ張り込もうとするからです。ダムとはこの自殺の末亡くなった霊が多いです。
実際に心霊スポットになっているキャンプ場
1,旧滝上キャンプ場(北海道)
今は閉鎖されたキャンプ場。噂では、心霊体験があまりにも多くて閉鎖したのでは?と言われるほど。
このキャンプ場の近くの峠で道路工事や交通事故で亡くなった方の霊が、夜にテントの周りをウロウロする足音が聞こえるとのこと。
2,十三湖キャンプ場(青森県)
十三湖と言う湖にある橋を渡って行くと小さな島があり、その島全体がキャンプ場になっています。
キャンプ場にはコテージがあってそこに泊まった人はよく幽霊を目撃している。
このキャンプ場には、具体的に事件があったとかの話はないんですが、私的に気になるのは、河口南側にある「津波之塔」付近です。この近くにも「遺跡」があるので、「遺跡」や「古墳」などがある場所はヤバイです。
このキャンプ場は歴史も長いとのことで、何やら古い霊が多そうです。
3,弁天島キャンプ場(神奈川県)
言わずと知れた有名な心霊スポットになっているキャンプ場です。場所は相模湖にあります。
この相模湖自体心霊スポットとして有名です。
相模湖はダムとして人工的に作られた場所ですので、工事の時に事故で亡くなった作業員の霊が出ると言われています。上記でお話した、ダムの近くにあると言う一番ヤバイパターンのキャンプ場です。
4,岩屋公園キャンプ場(福岡県)
過去、公衆トイレで首つり自殺した女性の霊が出ると言われています。また、近くに鍾乳洞があり、鍾乳洞などもパワースポットなのでそのパワーをもらいに霊が集まってくることもあります。
ダークギャザリング、憑依ではなく「操る」霊がいる
集合霊に操られる詠子
毎回螢多朗が最初に霊に引っ張られますが、今回は詠子が最初に引っ張られます。
夜に、川の上にある橋から人影のようなものが飛び降りるのを見てしまう詠子。
「なにか感じない?」と螢多朗に聞きますが、螢多朗は特に何も感じない様子。
そして、また「人影が飛び降りる」のも目撃してしまう詠子。螢多朗も何も感じないみたいだから、ただの錯覚なのかな?疲れてるから早く寝よ。とテントで休む詠子でしたが・・・。
突然起き上がって「橋へ行かなきゃ」とつぶやきながら、夢遊病のようにふらふらと歩きだす詠子。
その姿を見た夜宵ちゃんが、「これは操られている」と判断します。
憑依ではなく操られる
詠子の状態は、一件憑依されていると思いきや「操られている」状態です。
憑依されているのと、似ているのですが、霊はその人の体の中には入っていません。
夜宵ちゃんの霊視でも「憑依霊は視えない」と言っていましたが、「意識」を操っています。
そして、「多分呼ばれている状況」と夜宵ちゃんの霊視結果が出ました。
まさしく「呼ばれている」と言うのが一番合っている表現だと思います。その他には、「魅入られてる」と言う表現もありますね。
時に霊は「呼びます」。実際に、「おいで~おいで~」と手を招く霊を見たことがあるほどです。
なんで呼ぶのか?と言ったら、仲間にしたい。すなち命の危険があります。
●実際の体験
私の著書「神奈川の怖い話」でも、私のおじさんと祖母が霊に呼ばれてしまう体験をして、命の危険がありました。
霊が出ると言う噂がある峠に面白半分で行ったところ、夜なのにも関わらず綺麗が光りがチカチカしていたので、おじと祖母が「あの光きれいだよ、なんか私達を呼んでいるみたいだよ。行ってみようよ」と言って行こうとした二人を母が「行くんじゃない!!!」と怒鳴って止めたらその先は崖だったと言うことがありました・・・。
ここで母が怒鳴って止めてなかったら、おじと祖母は死んでしまっていたのかもしれません。
「呼ばれる」とは、このようなことを言います。どう言う訳か行きたくなるんです。
どんなに危険な場所でも、危ないと分かっていても行きたくなるのが、「呼ばれている」や「魅入られている」と言うことです。
簡単に言うと「ターゲット」にされてしまったと言うことです。
ダークギャザリング、キャンプ場に潜む集合体霊
螢多朗に襲い掛かろうとする「集合霊」
出典:アニメ「ダークギャザリング」第6話
そして、詠子を操った正体は「集合霊」でした。霊の種類の記事でも、「集合体霊」について書きましたが、集合霊とは、複数の霊が固まって出来たグループです。
そこで同じように亡くなった人達や(例えば川で溺れた)、浮遊霊などが一人じゃ寂しかったり、同じ考えや気持ちを持っている霊同士で集合している状態です。
そして、集合霊は他の霊を呼ぶので、人間も呼ばれることが多いです。
集合体みんなで‘‘呼ぶ”のです。だから、詠子も呼ばれましたし、私のおじと祖母が呼ばれた霊も集合霊でした。
キャンプ場などは、意外と周辺で亡くなった方が多いので、集合霊が出来やすいです。
また、自殺の名所と呼ばれる場所は、仲間にしたいがために集団で、人間を自分と同じく自殺させるために呼びます。
霊媒体質は楽しい場所でも恐怖の場所に変わる
詠子を操って螢多朗に取り憑こうとする霊
出典:TVアニメ「ダークギャザリング」
大半の方はキャンプ場に行っても、何事もなく楽しい時間を過ごして終わります。
ですが、霊媒体質はどこに行っても心霊スポットになってしまいます。(笑)
もうこれ笑うしかないです。
作中でも、最初に詠子がおびき寄させられましたが、それはやっぱり螢多朗に取り憑きたいが為の行動でした。随分遠回しなやり方ですが、集合霊の中に策士がいたのか、みんなで出したアイデアなのか?(笑)
霊媒体質の螢多朗は神様のエネルギーを持っているので、他の人のエネルギーより‘‘美味しい”のです。どうしても霊が群がってきます。
実際の霊媒体質の方も螢多朗と同じく、やっぱりターゲットにされてします。
また、何の気ないキャンプ場でも、上記に挙げた通り「山の中」・「水辺が近い」・「ダムが近い」など心霊スポットになる条件は満載です。
キャンプ場とは、普段人がいない場所に人が集まる場所ですね。霊も人が集まっているのが珍しくてキャンプ場に集まって来てしまいます。
‘‘何も感じない方”には、大丈夫だと思いますが、霊感のある方は‘‘嫌な雰囲気”がしたりすると思います。
そんな中に霊媒体質の方がいたら尚更ヤバイことになるでしょう。
ですので、「本当は怖いキャンプ場」と霊感のある方は思って下さい。
それでも、楽しみたい方は「怪談ばなし」のネタ探し的な気持ちで行って下さい。(笑)
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