【ダークギャザリング】螢多朗も日々悩まされる?!霊障とは?

【ダークギャザリング】螢多朗も日々悩まされる?!霊障とは?

前回は、ダークギャザリングのテーマでもある「霊媒体質」についてお話ししました。

その霊媒体質にセットでついてくる!と言ってもいい「霊障」。この霊障に螢多朗も日々悩まされていますが、この「霊障」とは一体どんなものなのでしょうか?お話していきたいと思いす!

霊障とは?

霊障とは、幽霊によって引き起こされる障害のことです。この障害とは、実はすっごく幅広いです。

身体、精神、物質、出来事・・・。見えるものから見えないものまで幽霊が原因によっておこる障害は全て霊障です。基本的に憑依されたら霊障が起きますが、憑依されていなくても霊障は起きます。

ですが、憑依されたら何らかの霊障が100%出ます。だから、霊媒体質と霊障はセットなのです。その霊障の特徴として、障害全てが人間にとって100%悪いことです。これが、とっても厄介なことなんですね・・。

また、その中には幽霊が「その人を痛めつけてやろう!」とわざと障害を起こす場合もあれば、幽霊に‘‘その気”が無くても障害が起きてしまう場合もあります。

そして、実は幽霊だけでなく「生霊」すなわち‘‘生きている人間”の霊が関わる障害も霊障と言います。

そんな、霊障をパターン別に解説します!



体に現れる霊障

このパターンが一番ポピュラーです。症状としては、突然高熱が出たり、吐き気やめまいに襲われたり、頭痛がしたり、寒気がしたり、身体に不調をきたします。心霊スポットなど霊がいる場所に行った時にその場で突然の寒気や頭痛、耳鳴りや吐き気と言った症状が現れることがあります。

軽い霊障では上記にあげた通り、風邪のような症状が多いので大抵の場合は、‘‘ただの風邪”で済まされてしまいます。そしていつの間にか治っていますので問題はありません。

ですが、取り憑かれた場合は必ずと言っていいほど、身体の不調が慢性的に続きます。

例えば、高熱がずっと続いたり、頭痛が止まらなかったり、それがだんだん進むと内臓系の病気に発展することさえあります。(例えば肝硬変など)

その他にも突発的なケガや、感染症に罹る場合もありますので、体に現れる症状は多岐にわたります。実際に、私も小さい時に某有名心霊スポットと分からないで足を運んでしまった結果、感染症に罹ってしまいました。(このエピソードはまたの機会に)

また、霊が人間を攻撃してやろう!と、攻撃した結果出た身体の不調と言う霊障もありますが、ただ心霊スポットなどに行っただけ、すなわち、霊が人間を攻撃してやろう!と言う意思が無くても、吐き気や頭痛などの霊障に見舞われることもあります。

●螢多朗の霊障も体に現れるパターン

出典:TVアニメ「ダークギャザリング」

螢多朗も中学生の時に悪霊の呪いを受け、右手の神経が伸び続けると言う霊障が発症。今でも手袋をしていないと生活できない状態になってしまいました。その時一緒にいた同級生の詠子も左手に呪いを受け、螢多朗と同じく手袋をしています。

このように、強い悪霊から受けた霊障は慢性化してしまいます。

なんでか?と言ったら悪霊の「呪い」にヒントがあります。「呪い」とは、意思です。

その意思が強いほど影響力が大きいです。強い悪霊であればあるほど「強い意思」を持っています。

その意思の表れが強い霊障として人間に害をなします。



精神に現れる霊障

霊障の中でも2番目に多いパターンです。そして、100%憑依された場合に出る霊障です。

症状としては、悲しい・涙が出る・突然怒る・イライラする。など、100%負の感情です。嬉しい・楽しいなど明るい感情には絶対になりません。

例えば、スポットなど霊がいる場所に行った時に、突然泣き出したりした場合は憑依されている証拠なのでその場で除霊出来ればいいのですが、後日神社などに行ってお祓いを受けましょう。一番は心霊スポットに行かないこと!

そして、精神に出る霊障の特徴として、「後から徐々に精神を蝕むパターン」もあります。霊がいる場所などに行って、大抵の場合は身体の霊障だけで帰ってきたらケロっと治ってたパターンが多いのですが、精神に出る霊障はむしろ帰って来てからで出ます(笑)その場合は100%霊をお持ち帰りしてきたと考えて良いと思います。この場合もすぐに、神社などでお祓いをして下さい。

●ダークギャザリング 第五話

出典:TVアニメ「ダークギャザリング」

螢多朗がようやく大学生活をまともに(笑)過ごそうかと思った矢先の‘‘旅行サークル”は実は自殺サークルだった?!という霊がらみの事件にやっぱり巻き込まれてしまう螢多朗ですが、この回の中で実は‘‘町田”だった”長山”が自殺しました。(ややこしいですが、長山と言う霊が町田に取り憑いていたため)

このように、精神に出る霊障の最悪の結果が「自殺」です。実際に霊に憑依されて自殺してしまった人達は数多くいます。 

ですが、その多くが「ただの自殺」で処理されてしまいます。

その裏には実は、霊による「霊障」が隠されている場合が多いです。



物体に現れる霊障

霊障は人間の身体にだけ現れるだけではありません。物体、「物」に現れる場合もあります。

例えば、物が突然壊れたり、物を動かしていないのにいつの間にか移動していたり・・・。

酷い時になると、家の中が荒らされたようにメチャクチャンにる時もあります。

当然、私達が普段生活していたら物が壊れるのは普通によくあることです。でも、それが続いていたら霊障の可能性が高いです。特に物の中でも「電化製品」がよく壊れます。

電化製品は「磁気」、「電磁波」を発しているので影響を受けやすいです。

取り憑かれていたり、その家に霊がいる場合も「物」に霊障が出ることがありますが、取り憑かれていなくても「物の霊障」が出ます。心霊スポットなど霊がいる場所に行ったら、カメラのシャッターが切れないや、スマホが動かなくなるなども「物の霊障」です。

このように、取り憑かれなくても霊がいる場所に行っただけで「物が壊れる」などの「物の霊障」が起きます。

●ダークギャザリング 第二話

出典:TVアニメ「ダークギャザリング」

螢多朗の実家の神社にあった、髪の毛が伸びる曰く付き日本人形も「物の霊障」と言えます。

幽霊が人形に取り憑いて「髪の毛を伸ばす」のも一つの霊障現象です。



出来事に現れる霊障

霊障は目に見えない精神的に出ることの他に、これも目に見えない‘‘出来事”に現れることもあります。

例えば、ほんのささいな行き違いで、会う予定の人と会えなかったり・・・。

そんな場合は取り憑いている霊が、「ある特定の人と会わせない」ようにしているのかもしれません。

●実際にあった体験談

これは、私が実際に体験したケースなのですが、家が遠いもんでいつも電話で話す友達がいました。いつものように電話話していると、その会話を聞いていた母が「この子取り憑かれているよ」と友達のことを急に言うんです。その言葉を聞いてびっくりしたんですが、幽霊とかに理解ある友達だったので「Nちゃん取り憑かれているよ」と伝えました。

そうしたら、「自分でもなんかそんな感じする」と言って、電話を切ったんですが。次の日にまた電話したら「あの後、怖いから一晩中コンビニをハシゴしてた」って言うんで、「いやいや、幽霊はNちゃんに憑いているんだからどこ行ったって一緒に付いてくるから!(笑)」って笑い話してたら、急に電話が切れたんです。。

この電話は、私も彼女も携帯ではなく固定電話だったんですね。急に切れる訳ないんですよね。。

その後も、掛けなおしてもすぐ切れる。掛けなおす→すぐ切れるの繰り返しで、

「わ!また切れた!どうしよっ」って言ってたら、母が「取り憑いてる霊がやったんだよ」と言いました。

母が言うには、友達に取り憑いてる霊が自分の存在を知られたくないから、電話を切った。と言っていました。

このように、一見「物の(電化製品)霊障」かと思いきや、自分の存在を知られなくない。自分の話をしてもらいたくない。自分の存在を分かる人と電話で話してほしくない。と言う、「出来事」の霊障だったのです。簡単に言うと邪魔をしたと言うことです。

「物の霊障」はなんの脈絡もなく壊れること、影響を受けることもありますが。

出来事の霊障の場合、「霊の明確な意図や意思」がその裏に隠されています。

そのほとんどは「霊の悪い意図や意思」です。

また、そんな「意図」でもって出来事の霊障を起こすのは、結構「強力な霊、いわゆる悪霊」のたぐいです。

友達に憑いていた霊もそんな霊でした。ちなみに、友達に憑いていた霊は私が会いに行って浄霊しました。(成仏しました)

Advertisement

霊障を受けやすい人の特徴

●霊感が強い

これは、言うまでもなく霊感が強い人は霊障を受けやすいです。霊媒体質であるいか、ないか関係なく霊感の強い人は影響を受けやすいです。

●年齢が若い

霊障がを受けやすいのは、比較的若い年齢、10代~20代です。特に10代の時は影響を受けやすいです。私の上記でお話しした体験談も10代の時でした。

螢多朗も中学生の時に悪霊の霊障を受けて現在に至ります。

また、いろいろな霊障が起こる!と‘‘霊の仕業”だと思っていた霊障が実は‘‘自分が起こしていた”「ポルターガイスト現象」だった!と言うパターンが多いのも10代です。

●感受性が強い

若い時期を過ぎても霊障を受けやすい人は、「感受性の強い人」です。10代~20代の時は。多かれ少なかれ感受性が強いので影響を受けやすいですが、その年代を過ぎても霊障を受ける方は、他の人より感受性が強いと言えます。

いろいろなモノに影響を受けやすいので‘‘霊の影響”も受けてしまいます。もうここまで来たらこれも「一つの才能」だと思って、自分の感受性を大事にしましょう!大事なのは「怖がらないこと」です。



霊障の原因は波長が合ってしまうから?

例えば、心霊スポットに行っても霊障が出る人と出ない人がいます。その違いは一体なんなんでしょうか?その原因の一つに「波長が合ってしまっている」と言えそうです。

波長とは、一つの電波みたいなもので、ラジオのようにそれを受信してしまうことが「波長が合う」と言います。

この霊の発する波長を受信してしまうと、取り憑かれたり、霊障にあったりします。

霊媒体質の方はもう「体質」なんで、波長が合う、合わないの問題ではなく霊に取り憑かれたり霊障を発症しますが、その他の方は波長が合わなければ取り憑かれもしませんし、霊障を受けません。

では、その「波長が合う」とはどのような事か?と言ったら、ダークギャザリング5話で自殺を促す霊に取り憑かれた町田と夜宵ちゃんとのやり取りにヒントがあります。

町田「死ね。死んじまえみんな!俺もお前たちも一人残らず死ねばいい。死ねー!」

引用:アニメ「ダークギャザリング」第五話

取り合えず霊を町田の身体から追い出した後にも関わらず言ったこの言葉。

に、夜宵ちゃんが冷静に分析しました。

「お化けが離れてなおその言い分。やっぱり、取り憑かれるほど同調する理由を持ってた。」

引用:アニメ「ダークギャザリング」第五話

実は、町田の正体は過去に集団自殺を起こそうとして逮捕された犯罪者だったのです。夜宵ちゃんが言った「取り憑かれるほど同調する理由」とはこのことです。

と言うのは、長山と言う悪霊も町田も同じ願望や感情を持っていたのです。そのため、お互いの「波長」が合い、町田は取り憑かれたと言うことだったのです。

「波長が合う」とは、その幽霊と同じ気持ちや願望、状況に陥っていると同調してしまうことを言います。

幽霊とはみんな「負」の感情とエネルギーを持っています。その「負」とはそれぞれ違いますが、例えば、失恋して落ち込んでいたら失恋して自殺した霊が近寄って来る。と言う具合に、それぞれ人間と霊の似たような「負」の感情エネルギー同士で引き合って、結局は霊障に遭ったり、取り憑かれてしまうことになります。

結論!

人間の人生はいろいろなことが起きますので、一番は落ち込んでいるような「負」の感情の時には心霊スポットのような幽霊のいる場所に、極力近づかないことです。良くて「霊障」、悪くて「取り憑かれる+いろんな霊障」などの事態に見舞われます!

が、しかし、心霊スポットに行かなくても‘‘浮遊霊”と同調しちゃう場合もあるので、落ち込んでいる時は外出時に「お塩」を持ち歩くことをおすすめします。そして、気分転換などをして「負」の感情からの回復をして下さいね。

※ちなみに、「生霊」の霊障の場合は「波長が合う」、「合わない」の問題ではない。すなわち、「呪い」のそのものです。「呪い」を断ち切らない限りダメなので、生霊が原因の霊障はイレギュラーな現象です!